どこにあるの?八丈島
みなさんは八丈島をご存じでしょうか?
東京から南に約300 kmに位置し、船で10時間ほどかかる島です。
江戸時代、罪を犯した人が"島流し"で八丈島に流されました。
そうして島流しにあった武士たちが剣のかわりにバチを持って始めたのが八丈太鼓と呼ばれています。
南国のような雰囲気である一方で、日本人のあたたかさを感じることのできる島です。
そしてまた、海はとってもキレイです!
引用:八丈太鼓について
百聞は一見にしかず
今回は「日本の太鼓」として、八丈太鼓を紹介します。
ことわざにもあるとおり、まずは動画をご覧ください!
八丈太鼓の名人(本ばたき~しゃばたき)
1台の太鼓を横向きにして、片面でベースのリズムを打ち(下拍子)、もう一方ではそれに合わせて自由に打ち込む太鼓です。
非常にシンプルですが、その分打ち手によって様々な個性が発揮されるのが特徴です。
個人的には、上の動画のような力強い太鼓が好きですね。
八丈太鼓の種類
「ズッダァーダァー」という特徴的な下拍子に合わせて叩く太鼓を本ばたきと呼びます。「ドコドコドコドコ」と一定の下拍子に合わせて叩く太鼓をしゃばたきと呼びます。
他にも、「ドンドコ」に合わせて叩く遊吉(ゆうきち)もあります。
ゆうきち
太鼓叩いてひとさま寄せて
八丈太鼓の名人の動画にありますが、八丈太鼓には唄があります。1節紹介しましょう。太鼓叩いて ひとさま寄せて わしも逢いたい 方(かた)があるよ
これは太鼓節と呼ばれています。唄い回しで多少変わることがありますが、無形文化財として登録されているそうです。太鼓節の他にも、ショメ節や春山節と呼ばれる唄があります。太鼓だけでなく、唄も唄えるようになると太鼓打ちの仲間入りしたような気分になりますね!
引用源:太鼓節・ショメ節・春山節
沖からみた八丈島
年に一度は行く価値あり
私たち昇龍も、八丈島へ行き太鼓を教えてもらうことがあります。伝統芸能の良さは、実際に行ってこの目で見てみないと分からないんですよね。
島の雰囲気、人柄、食べ物、文化、自然、いろんなモノを感じることで「伝統芸能」を知ることができるのだと思っています。
最近では、「24時間チャレンジ八丈太鼓」というイベントを開催しています。今年は4人、昇龍も参加しました。
リンク:第3回 24時間チャレンジ八丈太鼓のまとめ
今回は日本の太鼓の紹介というテーマで八丈太鼓を紹介しました。
まだまだ紹介しきれなかった点はいっぱいありますが、興味を持った方は是非八丈島へ足を運んでみてください!
Shinya
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