2012年11月13日火曜日

おもてなしの心は和の心!【書評】ディズニーのホスピタリティ

こんな人にオススメ
・ディズニーランドが好き!
・接客業や営業に携わっている人
・同僚を指導する立場にいる人



ディズニーは9割がアルバイトなんですね。なのにあれだけのサービスができるのは驚きです。そこにはホスピタリティ(おもてなしの心)が関係していることが分かりました。
しかし、ディズニーのホスピタリティに対して特別な感じはありません。私には、和の心とホスピタリティがマッチングしているように思えたほどです。
それでは、日本人の精神とディズニーの精神について比較しながら説明したいと思います。


"すべてのゲストにハピネスを!"

これがディズニーのメンタリティーです。コレを軸に、従業員の接客や応答、演出が出来上がっているのです。
キャストのやさしい笑顔や、挨拶、ディズニーワールドの清潔感は、ディズニーのホスピタリティのたまものと言っても過言ではありません。

東日本大震災でもホスピタリティを発揮

最も象徴的だったのは、東日本大震災の時でしょう。大災害に対するマニュアルはあったかもしれませんが、キャストの頭にそれが入っているとは考えにくいでしょう。それなのに、キャストの判断でゲストへ防災頭巾代わりにぬいぐるみを渡したり、お菓子を配ったりと、ゲストへのホスピタリティを欠かすことはありませんでした。
3.11もブレなかった東京ディズニーランドの優先順位 


日本人のおもてなしの心

もちろん、ディズニーのホスピタリティには感動を覚えますが、日本のおもてなしの心も負けていないと信じています。
海外とは明らかにサービスの質が違います。海外の宿と、日本の宿、両方に宿泊すると実感できるでしょう。
その例として、寒い日に外に出かける際に、履き物を暖めてもらったというエピソードを聞いたことがあります。
こちらから注文したわけでもなく、また、それに対して料金を請求するわけでもない。
単に、お客様へのおもてなしの心による行動だと言えるでしょう。
このように、日本人のおもてなしの心とディズニーのホスピタリティには共通するものを感じずにはいられません。


私たちは夢を与えられる

ディズニーは私たちに数多くの夢を与えてくれました。アトラクションやキャラクターによる演出ももちろんですが、キャストのホスピタリティも大きく影響していることは間違いありません。
つまり、私たち日本人が共有するおもてなしの心によって、人々に夢を与えることができるのではないでしょうか。

私たち昇龍は、日本文化を象徴する和太鼓を演奏しております。そこで育まれる和の心、その1つであるおもてなしの心を大切にすることで、夢を届けることができるのです。
演奏を見ていただいたお客様に、少しでもイイ夢を届けることができたらなあと思います。



オススメの本

ディズニーのホスピタリティについて学べます!

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