2012年11月23日金曜日

【日本の太鼓】県下太鼓打競技大会

今回は石川県で行われている太鼓打競技会の紹介です。

最初に伝えておきますが、YouTubeで観ただけでして実際の演奏は観たことがありません。。。
ですが、画面越しであってもその楽しさが伝わってきたので紹介したいと思います。

太鼓打競技大会とは?

調べてみると、wikipediaに記事がありました!笑
少し引用します!
  • 大バイ、小バイと呼ばれる打ち手の2人1組を持って一つの太鼓を打つのが特徴。 
  • 優勝者には「大関」の称号を得る。その上の「横綱」は過去10年間の大関獲得者による「横綱大会」が開催され、最高位の「横綱」が決まる。
と、ありました。
それはともかく、まずは動画をご覧いただきましょう。

県下太鼓打ち競技輪島大会子供大会

子供たち、スゴイです。。。
元気がみなぎっているフォームのはもちろんのこと、踏み込みをそろえるなどの技も光ります。


「横綱」達の披露打ち

横綱は圧巻でした。
子供たちの元気には勝てませんが、余裕が感じられます。
個人的には、相手をバチで指す仕草が気に入ってます。

味わい深い太鼓

太鼓の片面を二人で打ち込むという非常にシンプルなものですが、
遊び心を入れてみたり、しっかりと打ち込んでみたりと、個性が光ります。
子供だからといって甘く見てはいけないほどのパフォーマンスですよね。
横綱のレベルになると、「匠の精錬された業」という感じが最高です。

御陣乗太鼓

恐らく、石川県の芸能である御陣乗太鼓と関係があるのだと思います。
ショーとして御陣乗太鼓があり、競技会として先ほどのような太鼓があるのではないでしょうか。

日本各地には面白い芸能がまだまだたくさんあります。
それを少しでも多くの人に知ってもらい、更には興味を持ってもらえれば嬉しいです。

追記

コメントにご指摘いただいたとおり、上で紹介しているのは輪島大会です。無形文化財に指定されている、由緒ある志賀町での大会の様子を下に掲載します。

2012年11月14日水曜日

メンバーコラム:昇龍の好きなところ








こんにちは!


突然ですが皆さんは、
「昇龍」のどんな所が好きですか?


今回は私が(個人的にですが)
メンバー視点で「昇龍」の
好きなところを少しだけ
書いてみようと思います。(^^)



*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*



仲がいい所

普段皆さんにお見せすることの出来ない
プライベートのメンバーの顔ですが、
実はすっごく仲がいいんです!


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
実は昇龍中学1年生~社会人(30代)
までが一緒に活動しています。

ですがキツすぎる上下関係は無く、
家族みたいな自然な関係です。


練習をしている時でも
準備や片付けをしながらであったり、
すこし空いた時間も周りを見ると
「今日は学校で体育祭があったんですよ~」
と先輩と後輩が仲良く話してる姿を見ます。


練習がない日でも
皆で集まって出させて頂いた
本番のビデオを見たり、
ご飯を食べに行ったり、
サーティーワンに行ったり…と

私はそんな些細なことでも
やっぱり昇龍っていいなあ、と思います。





*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・






こうして様々な年齢層の中で
自分の好きな事を出来る環境は
そうそう巡りあえるものでは
ないと思ってます。



昇龍を皆さんが愛してくださって
太鼓を皆さんが愛してくださっている様に
昇龍は地元を、皆さんを愛しています。



皆さんに日頃支えていただき、
やる気をいただいている分
お返しをしたいと思い、
今回のプロジェクトは一段と
気合を入れています!



これからどんどん発信されていきます
”昇龍巡行”に関する情報を
是非チェックしてみてください!!!

(…これ言っちゃって良かったのでしょうか…?内緒でお願いします(笑)










itsuki

【日本の太鼓】八丈島に伝わる八丈太鼓

どこにあるの?八丈島

みなさんは八丈島をご存じでしょうか?
東京から南に約300 kmに位置し、船で10時間ほどかかる島です。
江戸時代、罪を犯した人が"島流し"で八丈島に流されました。
そうして島流しにあった武士たちが剣のかわりにバチを持って始めたのが八丈太鼓と呼ばれています。
南国のような雰囲気である一方で、日本人のあたたかさを感じることのできる島です。
そしてまた、海はとってもキレイです!


百聞は一見にしかず

今回は「日本の太鼓」として、八丈太鼓を紹介します。
ことわざにもあるとおり、まずは動画をご覧ください!

八丈太鼓の名人(本ばたき~しゃばたき)

1台の太鼓を横向きにして、片面でベースのリズムを打ち(下拍子)、もう一方ではそれに合わせて自由に打ち込む太鼓です。
非常にシンプルですが、その分打ち手によって様々な個性が発揮されるのが特徴です。
個人的には、上の動画のような力強い太鼓が好きですね。

八丈太鼓の種類

「ズッダァーダァー」という特徴的な下拍子に合わせて叩く太鼓を本ばたきと呼びます。
「ドコドコドコドコ」と一定の下拍子に合わせて叩く太鼓をしゃばたきと呼びます。
他にも、「ドンドコ」に合わせて叩く遊吉(ゆうきち)もあります。



ゆうきち

太鼓叩いてひとさま寄せて

八丈太鼓の名人の動画にありますが、八丈太鼓には唄があります。1節紹介しましょう。

太鼓叩いて ひとさま寄せて わしも逢いたい 方(かた)があるよ

これは太鼓節と呼ばれています。唄い回しで多少変わることがありますが、無形文化財として登録されているそうです。太鼓節の他にも、ショメ節や春山節と呼ばれる唄があります。
太鼓だけでなく、唄も唄えるようになると太鼓打ちの仲間入りしたような気分になりますね!
引用源:太鼓節・ショメ節・春山節


沖からみた八丈島

年に一度は行く価値あり

私たち昇龍も、八丈島へ行き太鼓を教えてもらうことがあります。
伝統芸能の良さは、実際に行ってこの目で見てみないと分からないんですよね。
島の雰囲気、人柄、食べ物、文化、自然、いろんなモノを感じることで「伝統芸能」を知ることができるのだと思っています。
最近では、「24時間チャレンジ八丈太鼓」というイベントを開催しています。今年は4人、昇龍も参加しました。
リンク:第3回 24時間チャレンジ八丈太鼓のまとめ



今回は日本の太鼓の紹介というテーマで八丈太鼓を紹介しました。
まだまだ紹介しきれなかった点はいっぱいありますが、興味を持った方は是非八丈島へ足を運んでみてください!


Shinya

2012年11月13日火曜日

おもてなしの心は和の心!【書評】ディズニーのホスピタリティ

こんな人にオススメ
・ディズニーランドが好き!
・接客業や営業に携わっている人
・同僚を指導する立場にいる人



ディズニーは9割がアルバイトなんですね。なのにあれだけのサービスができるのは驚きです。そこにはホスピタリティ(おもてなしの心)が関係していることが分かりました。
しかし、ディズニーのホスピタリティに対して特別な感じはありません。私には、和の心とホスピタリティがマッチングしているように思えたほどです。
それでは、日本人の精神とディズニーの精神について比較しながら説明したいと思います。


"すべてのゲストにハピネスを!"

これがディズニーのメンタリティーです。コレを軸に、従業員の接客や応答、演出が出来上がっているのです。
キャストのやさしい笑顔や、挨拶、ディズニーワールドの清潔感は、ディズニーのホスピタリティのたまものと言っても過言ではありません。

東日本大震災でもホスピタリティを発揮

最も象徴的だったのは、東日本大震災の時でしょう。大災害に対するマニュアルはあったかもしれませんが、キャストの頭にそれが入っているとは考えにくいでしょう。それなのに、キャストの判断でゲストへ防災頭巾代わりにぬいぐるみを渡したり、お菓子を配ったりと、ゲストへのホスピタリティを欠かすことはありませんでした。
3.11もブレなかった東京ディズニーランドの優先順位 


日本人のおもてなしの心

もちろん、ディズニーのホスピタリティには感動を覚えますが、日本のおもてなしの心も負けていないと信じています。
海外とは明らかにサービスの質が違います。海外の宿と、日本の宿、両方に宿泊すると実感できるでしょう。
その例として、寒い日に外に出かける際に、履き物を暖めてもらったというエピソードを聞いたことがあります。
こちらから注文したわけでもなく、また、それに対して料金を請求するわけでもない。
単に、お客様へのおもてなしの心による行動だと言えるでしょう。
このように、日本人のおもてなしの心とディズニーのホスピタリティには共通するものを感じずにはいられません。


私たちは夢を与えられる

ディズニーは私たちに数多くの夢を与えてくれました。アトラクションやキャラクターによる演出ももちろんですが、キャストのホスピタリティも大きく影響していることは間違いありません。
つまり、私たち日本人が共有するおもてなしの心によって、人々に夢を与えることができるのではないでしょうか。

私たち昇龍は、日本文化を象徴する和太鼓を演奏しております。そこで育まれる和の心、その1つであるおもてなしの心を大切にすることで、夢を届けることができるのです。
演奏を見ていただいたお客様に、少しでもイイ夢を届けることができたらなあと思います。



オススメの本

ディズニーのホスピタリティについて学べます!

2012年11月12日月曜日

ブログを始めた3つの理由~新規プロジェクトの設立

こんにちは。

突然ですが、昇龍でブログを始めました。
背景として、Twitter, Facebook, mixiなどの流行が挙げられます。
webを通じて、少しでも昇龍のことを知り、興味を持ってもらえたらいいなと思います。

最初の記事なので、ブログを始めるきっかけを紹介しますね!



ブログを始めた3つの理由

1.コミュニケーションの場作り

演奏活動をする中で、いろんな人と出会い、お話しする機会があります。
中には昇龍のことをよく思ってくださる方もいて、大変嬉しいです。
が、意見や情報をやりとりする機会は直接会う以外にすべがないのが現状です。

そこで、web上で繋がり合う場を提供できればいいのではないかと考えました。
もちろん、誰もがwebを活用しているとは限りませんが、昇龍とみなさんをつなぐ窓口の1つとして考えてもらえたらと思います。

2.情報発信

イベントへの出演の多くが依頼を受けて出させていただいているのが現状です。
そのため、1年に1度しか昇龍を見ていただける機会がない方も多くいらっしゃいます。
そこで、日々の活動記録をwebに掲載し、少しでも私たちの様子を知ってもらいたいと考えました。

過去にwebを通じて昇龍に連絡いただいた方もおり、情報発信をする意義はあると感じています。

3.年明けのプロジェクトへ向けて

1,2の理由は、3に通ずるものもあります。
少しでも多くの人に知ってもらいたい。少しでも多くの人に知ってもらいたい。
ブログを書くことで、プロジェクトがより充実したモノになると信じています。

ここで、そのプロジェクトについてお伝えしますね!



準備中のプロジェクト

現在、昇龍では2013年の2月からスタートするプロジェクトに向けて準備を進めております。活動理念である、「和とは人の輪なり」について深く考え、話し合いや稽古を並行して進めています。

  • 経緯について

毎年3月に、横浜市の栄公会堂にて『昇龍公演』を催していました。しかし、今年は新たなプロジェクトに取って代わります。活動理念の実現についてメンバーで協議を重ねました。意見がぶつかり合うこともありました。
その結果、従来のように公演を開催するのではなく、新たな試みをスタートする方向になりました。もちろん、これはチャレンジであります。予想もできないし、不安もいっぱいです。しかしながら、その分だけ無限の可能性と、大きな期待感にも溢れています。

  • 届けたい思い

私たち昇龍は、多くの方々に支えられています。その中でも特に、「地域の方々」の存在を大きく感じております。

「ひとりでも多くの人に感謝の気持ちを届けたい」
これは新プロジェクト開催理由の1つです。

発表できることもあるのですが、整理がついてからまとめて発信しようと思います。詳細については、広報やポスター、webを通じてお伝えします!

乞うご期待!(^^


Shinya